認知症予防におススメの運動!日常での簡単なトレーニング方法は?

認知症というと、アルツハイマー型認知症が一番有名です。

そして、2番目に多いのが「脳血管性認知症」です。

 

脳の血管が詰まったり破れたりして、脳細胞の一部が死滅したことで起こる認知症です。

歩行困難や運動障害、言葉がなかなか出てこなかったり、嚥下(そしゃく)が困難だったり、すべて脳の機能低下が原因です。

 

脳血管性認知症に関しては、最近になって事前に予知できたり、原因となる血流をよくすることで予防できることを知りました。

脳血管性認知症は予防することができる?

そもそも、脳血管性認知症は何が原因で発症するのでしょう。

例えば、脂質異常症(高脂血症)。

一つの例として、

脂質異常症⇒動脈硬化⇒脳梗塞⇒脳血管性認知症

こんな風に進行していく可能性もあるとのことです。

検査で脂質異常症と診断されたときに、医師から改善の方法などを聞き、生活習慣などを改めればいいのでしょうが、ついついその段階ではたいしたことはない、と自己判断してしまう。

こういった例が多いのではないでしょうか。

 

そうしているうちに、ある時、缶コーヒーのプルトップが引っ張れなくなったり、服のボタンがなかなか留められなくなったりする。

こういうのを「巧緻運動障害(こうちうんどう)」と言います。

細かい指先の動きなどができなくなる障害のことですね。

こういった、巧緻運動障害(こうちうんどう)などが出てきた場合の段階を脳血管性認知症予備軍(VCI)と言うそうです。

この段階で進行をくい止めたいですね。

脳血管性認知症予備軍を予防する運動

使われていない脳神経細胞は、毎日たくさん死んでいるのだそうです。

ただ漠然と血流を増やしたり、脳の血の巡りをよくするということだけでなく、できるだけ普段使っていない神経細胞を使ってあげることを目指します。

では、どうすればいいのか?

ゴムボールを利き手と反対側の手で投げる

利き手で投げると、普段よく使う神経細胞を使うことになるので、血流はあまりアップしない。

利き手と逆の手で投げるという動作は、普段やっていない動きなので、普段あまり使っていない脳細胞が働き脳の血流がアップします。

1日1~2回行うだけでも効果的。

つまり、できないことをやろうとすることが脳の血流をアップさせるんですね。

そうすると、他にも応用ができますね。

 

例えば、調理をするときに利き手と逆の手でフライパンを持つ、とか。。

ただ、これは火を使う行為なので気を付けてください。

 

以前から効果があると言われている、絵を描くことや音楽をすること(楽器を演奏すること)もとても脳の血流アップに効果があります。

光トポグラフィーといって、脳の血流を測る機械があるのですが、この機械を取り付けて、無地の紙にただ色を塗るという行為と、花の絵が描いてある紙に塗り絵をする行為を比べてみます。

すると、断然、塗り絵の方が血流がアップするそうです。

これは、塗り絵をする方がいろいろ考えながらすることが多いからでしょう。

線からはみ出さないようにしようとか、ここはどの色にしようとか。。

無造作にできてしまう行為より、手間取るようなことをやってみることが血流のアップにつながるんですね。

でも、慣れて簡単にできるようになったら、もう少し難易度を上げることです。

そうすることで、また能力をレベルアップすることができます。

最後に

本当は、血管性認知症予備軍になる前、つまり、コーヒーの缶が開けられなくなる前に、自分の血流の状態を知っておきたいですよね。

なので、専門医は「頸動脈のエコー検査」を勧めています。

 

頸動脈に動脈硬化があるかどうか、脳の血管の状態を何かの症状の出る前に定期的に検査することです。

それが認知症の予防(アルツハイマー型認知症にも)につながることなんですね。

何でもない時でも1年に1回くらい。

血液や血管に何か問題を抱えているときだったら、もっと短い間隔で検査をすることをお勧めします。